フューエルポンプ交換

うちのクリオは購入時からフューエルポンプから「ジー」という異音がしてましたが、普通に走るには特に問題も無く、フランス車なんてそんなものかと特に気にも留めてませんでした。

ところがサーキットで高速右コーナーの登りでガスを吸わなくなる現象がだんだんとひどくなり、思い切ってフューエルポンプ交換を決意しました。
ただ、新品を取り寄せると7万円超+工賃の大物です。
今回もヤフオクで19,000km走行のRS用フューエルポンプを落札し、自分で交換しました。

右のリアシート下の丸いプラスティックカバーを外すとフューエルポンプが鎮座してます。


リターン側はゴムパイプで栓をしてますね。


まず、パイプ内の燃圧を抜くためにエンジンをかけたままカプラーを外します。すぐに燃料が無くなりエンストします。これを怠るとパイプを外した瞬間、勢いよくガソリンが吹き出てきます(経験者)。
それでも燃料パイプの接続部のツメを押しつつ抜くと少しだけガソリンが漏れるのでウェスをあてがっておきましょう。

次にポンプを本体に留めているプラスティック製の蓋を外します。
ねじ込み式で少し奥まったところにあるので手では力が入り辛く、SSTが必要となります。
今回はヘインズのマニュアルを参考にして自作SSTを作りました。

新旧フューエルポンプ比較。全く別物ですね。ドナーは同じ2001年式RSなのに何故???

底も見てみましょう。吸い込み口の形状が異なりますね。これが吸い込み不良の原因だったのでしょうか。

取り付けは逆の手順です。自作SSTでは力が入りにくくきっちりと締める事が出来ませんでしたが、一応固定できたので良しとします。

燃料パイプ、カプラーを接続し、イグニッションキーをON(エンジンは掛けません)にするとフューエルポンプの作動音がし、2秒くらいで停止します。ラインに燃料を送り、圧をかけます。
数度繰り返してからエンジンを始動します。

めっちゃ静かです。「ジー」音が聞こえません。やっぱりおかしかったのね>旧フューエルポンプ

ガソリンがほぼゼロだったので満タンにした帰路、室内がガソリン臭で充満してきました。
帰って開けてみるとポンプとタンクの間がガソリンの海に・・・( ̄Д ̄|||)
ま よくあることですが(ないない)臭気で頭痛が。。。

いろいろ悪戦苦闘してみたもののこれ以上増し締め不可。如何ともし難くデラにHelpのTell。

「あの~フューエルポンプのふた締めるSSTってあります?」
「あ はいありますよ。当面使う予定も無いのでお貸ししても良いですよ!」
「いや~助かります!」
ということでデラにてSSTゲット。
ありがとう!A川さん。

さすが造りが全然違いますわ。サクサク回せます。

しかし、フューエルポンプの蓋を外すだけの目的ですよね。これって。







ん~ルノー恐るべし




きちんと矢印を合わせて出来上がり。

コメント

  1. 一歩間違えば明日の中国新聞3面トップは「ルノー燃える!!」だったわけですね!?

    燃やす時は呼んでくださいね。カメラ持参で投稿写真撮りに行きますから…(爆

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  2. 》tetsu24さん
    臓器移植失敗の典型ですわ。
    いやお恥ずかしい。

    次は足周りの分解組み立てなので「ルノーモゲる!!」とならないよう頑張ります。カメラ持参で見に来ないように^^

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  3. ル・マンの燃ポンも秋の夜長のようにジージー言っとります。
    ずっと標準音だと思ってましたが、これも異音なんでしょうか?
    だから急勾配の下り坂で例の症状が出たりするんですかね?

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  4. 》simさん
    ジージーは標準音では無いことに昨日気付きました。
    例の症状、もしかすると関連性があるかもしれませんね。
    サーキット走って再発しなければビンゴ!かな。

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