博多という街

このところず~と出張が続いてまして、そろそろ単身赴任という噂もちらほら。

確かにホテル住まいは掃除しなくて良いので楽っちゃ楽ですが、予約・清算が面倒だったり、着替えや生活必需品の持ち歩きが大変なんですよね。

さて、博多は空港や新幹線の駅が繁華街に程近く食べ物は美味いし中洲は楽しいと、出張先としては正に理想の環境。

10年前に転勤で住んでた頃は天神や中洲には良く行ってたし、久住高原や阿蘇に至る やまなみハイウェイは何度走っても最高に気持ち良い道路で、数え切れない程キャンプに出掛けました。

それなりに満喫して大阪に戻り、更に広島転勤となって今に至る訳ですが、10年を経て博多で仕事してるとこの街の逞しさを感じずには居られません。

2ヶ月程前に知事を励ます会(いわゆる政治資金パーティ)に出席して麻生知事の演説を聴く機会がありましたがさすが政治家、オバマ氏には及びませんがやはり演説上手です。

その手腕も確かなんでしょう。4選を果たし、全国知事会会長のポストにも就いてます。

福岡という県は所謂商都でして基幹となる産業は何もありません。

かつてその商業のシンボルであった岩田屋や井筒屋も今や流通再編の波に飲まれて独立性が失われました。

そんな地域ですが、半導体や自動車産業の誘致、規制緩和と中小企業育成策、アジア圏からの観光客誘致やビジネス拠点としてのインフラ整備に力を入れ、財政改革にも取り組んで成果も出つつあるそうです。

九州新幹線も整備され、九州の玄関口からアジアの玄関口へと発展を遂げようとしている福岡には広島にない活気を感じます。

基幹産業が無いが故に景気変動に対しても浮き沈みの幅が少ないのかも知れませんが、この地では辛気臭い話はそんなに聴きません。

内よりも外を向き、伝統よりも革新を重視し、多様性を受け入れて今後も発展して行くのでしょう。

そうした行政主導の博多を表の顔とするならば、こうした日常の風景ももうひとつの博多の顔。地元商店街や日常に溶け込んだ小さな店も頑張ってます。

良く行く訪問先近くの柳橋商店街。

とにかく活気があります。

有名な柳橋食堂には未だ行くチャンスに恵まれてませんが、そのうちに。

歳の瀬に立ち寄ってみたいですね。

ふらっと入った食堂。

元々クリーニング店だったようですね。

お父さん一人で切り盛りしてました。

唐揚げ3個に豚の生姜焼き3枚、味噌汁、ご飯、漬物がついて550円也。

めちゃめちゃ旨かった。



何気に歩いてて見つけた幹線道路沿いのディーラー。

写真には写っていませんが手前にスズキのディーラーがあり、フォークリフト、Kawasaki、中古高級輸入車、更にマツダと並んでました。

バイクのショールームも珍しいのですが、フォークリフト専業ってのも初めて見ました。更にその隣で高級ドイツ車を販売しています。

いや~たくますぃ。

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